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内蔵スピーカ比較(その2)

masaさんのブログでNDSとPSPの内蔵スピーカ比較第2弾が掲載されたのでトラバを(記事はここ)。
まずNDSですが、低音量時については意外と(失礼!)歪んでいないとのこと。(追記:masaさんから、歪んでないのはGBAソフトで計測した時であってNDSソフトの時では無いので誤解のないように、とのご指摘ありました。)
GBAソフトを用いて低音量時の音エネルギーを計測してみました。すると予想に反して、さほど歪みが無いことが分かりました。
masaさんは低音量時の歪みの原因を「本体PAN機能やサウンド入力レベルの問題ではないか」と推測しておられますが真の原因は何でしょうね。低音量時のノイズや歪みは確かに気になります。携帯ゲーム機では音量を小さくしてゲームをすることも多いので、この辺りは改善していってもらえるといいですねぇ。
また高音量時のノイズは本体との共振によるものではないかとのこと。NDSの場合はGBA-SPと同じくスピーカは接点部分で基板に押さえつけられている形になっておりハンダ等で接続されているワケでは無いので、そういう実装の仕方が影響を及ぼしてる可能性もあるかも知れません。
次に、DSのボリュームを最大にしてゲームを開始すると、DS本体が「共振」してノイズを出します。これはスピーカーの振動をDS本体側が吸収できていないことから起こるものを思われます。

さて、PSPについては、音量による特性の変化は(良い意味でも悪い意味でも)ほとんど無いとの結論になっています。
ボリュームを上げようが下げようが、音のエネルギー量は全く変わりません。ただ、音が大きくなるだけです。(中略)PSPスピーカーは大音量時でも「共振」がほとんど無く、「高音のピーというノイズ」は、どの状態でも(ゲーム中でも、Home中でも)限りなくゼロです
私はサウンドについてはほとんど素人レベルなのでどうもmasaさんの記事に頼って独自のコメントが付け辛いですが、個人的にはNDSもPSPも、もうちょっとサウンドに本腰を入れても良かったんじゃないかなぁと思います。もちろんGBAの頃からは進歩してますケドね。NDSのタッチパネル搭載やらPSPの表示性能向上に比べたらインパクトは弱いですよね。

追記2:
masaさんのブログでいくつか質問したところ、別記事にて丁寧に解説頂きました。NDSとPSPのサウンドについて興味を持たれた方はこちらも見られるとより一層理解が深まるのではないかと思います。
by nintendods | 2005-02-01 22:51 | HARD
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