タイレシオ

ども。PCクラッシュで死亡状態のnintendodsです。
なんとか生き残ったデータでまたNDS v.s. PSPを語ってみたいと思います。例によってPSPには辛い数字です。

が、最初に言っておきます。今回取り上げる「タイレシオ(ソフト販売本数をハード販売台数で割ったもの)」は見方が非常に難しい数字です。基本的にはタイレシオが大きい方がたくさんソフトが売れているということで優秀なのですが、分母が「ハード販売台数」のため、ハードが売れないとタイレシオが上がったり、逆にハードが売れまくってる時は分母がどんどん大きくなっていくのでタイレシオが一時的に下がったりします。また他のハードとの比較においても、発売後どれぐらい時間が経っているかによって値は大きく異なりますし、またクリスマスシーズンなど季節要因がからんだり、ハードに後方互換性があるかどうかによっても値が異なります(互換性があると発売直後はあまりタイレシオが上がらないのが一般的)。

だから一概には比較できない、ということを念頭に置いた上で、このグラフをご覧下さい。これは私が記録しているNDSとPSPのソフト・ハード売上げ(ファミ通調べ)を元に毎週のタイレシオを計算したものです。ソフトはTOP30のデータしかありませんので、ランキング外のソフトの売上げは脳内補間された値が入っていますので正確な値ではありません(但しNDSもPSPも出来る限り公正な気持ちで補間したつもりではあります)。たぶん±0.1ぐらいはタイレシオに誤差があると思いますが、その辺りはご了承下さい。

さて、見るのが難しいタイレシオですが、私がここで提案したい見方は値そのもの(も大事ですけど)よりもタイレシオが上昇傾向か下降傾向か、そしてその時のハードの売れ行きはどうか?の2点を合わせて見ることです。先ほども書いたように、ハードが売れない時はソフトが少し売れただけでタイレシオが上がります。でもこの場合のタイレシオ上昇は、あまり喜ばしいことでは無い。喜ばしい状態とは、ハードが売れているのにタイレシオが上がっている状態です。つまりハードも売れてるし、それ以上にソフトも売れているという状態です。これは、新規ユーザも増えてるし、既存ユーザもソフトを買っている理想的な状態。グラフ中に円で印を付けましたが、NDSとPSPの12~1月(赤色と青色の円)とNDSの4月後半~5月始め(オレンジ色の円)が、この状態に相当します。
逆に悪い状態というのは、ハードが売れてないのにタイレシオが下がっている時です。これは、ハードが売れてないし、かつ、既存ユーザがソフトを買ってない状態を意味します。PSPは~3/6の週にテールズオブエターニアが出て少し活気が出た以降、この悪い状態に突入しています(緑色の円)。ハード売上げ台数が少しずつ落ちてきているのに、タイレシオも落ちてきている。これは、既存ユーザのほとんどが新しいソフトを買っていないことを意味します。NDSがハードの売れていない1月下旬~3月中旬の間もタイレシオが上がり続けたのとは好対照です。

そして(私の脳内補間を含む集計結果において)遂に~5/22の週になってNDSがPSPのタイレシオを逆転しました。今後の販売台数のシミュレーションをいくつかしましたが、どうあがいても当分はPSPのタイレシオが上昇するシナリオが描けませんでした。PSPにかなりインパクトのある隠し球ソフトが出ない限り、PSPの苦悩は続きそうです。
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by nintendods | 2005-06-05 22:09 | STUDY
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