NDS v.s. PSP発売ソフト考察

大体発売ソフトの予定が決まってる2005年8月発売までのソフトがどのメーカから発売されているのかや、3rd Partyはどれぐらい儲かってるのかについて考察。

まず2005年8月末までに発売が予定されているタイトル数は
 ●NDS:66本(内訳 任天堂:19本、3rd Party:47本)
 ●PSP:62本(内訳 SCE:14本、3rd Party:48本)
とほぼ互角。次に主要3rd Partyがどちらのハードに何本のソフトを出しているかですが、両ハードに合計5本以上リリースしているメーカを列挙すると、
 ●バンダイ NDS:5本、PSP:6本
 ●コナミ NDS:6本、PSP:4本
 ●ナムコ NDS:3本、PSP:5本
 ●タイトー NDS:4本 PSP:2本
 ●コーエー NDS:1本 PSP:5本
 ●セガ NDS:3本、PSP:2本
 ●マーベラス・インタラクティブ NDS:2本、PSP:3本
と、コーエーを除くと大体同じような本数を出しています。本数だけ見ると大手メーカのほとんどは特にどちらか一方に肩入れしていないことが分かります。それでは最後に、3rd Partyがどれぐらい儲けているかについて。これは3rd Partyがこれまでに売ったソフトの販売本数という形で見てみましょう。例によってソフト売上げ本数は私の脳内補間が入ったもので、2005/6/26までのデータです。
 ●NDS:ソフト総売上げ本数440万本
   (内訳 任天堂:330万本、3rd Party:110万本)
 ●PSP:ソフト総売上げ本数255万本
   (内訳 SCE:85万本、3rd Party:170万本)
これを見ると、NDSソフトの3/4は任天堂が売ってることが分かりますね。3rd PartyはPSPよりも売れてる本数が少ないことが分かります。まぁウワサではリッ○レーサーズや真・三○無双はSCEがお金を出したなんて言われてますが、それが本当だとすると実質的には純粋な3rd Party開発分は120万本程度になってNDSと同じになる訳ですが。

こうやって見てくると、現状のNDSとPSPの差は任天堂とSCEの差に他ならないことが見えてきます。ハードを牽引するだけのソフト開発能力を持った会社とそうでない会社。SCEはその弱みを突かれている格好です。元々SCEの戦略は、魅力的なハードを提供し、ハード販売台数でリードして3rd Partyを任天堂から引き離すことでしたが、スタートダッシュで失敗してしまったためにソフト開発能力で差をつけられてしまいました。結果論かも知れませんが、こう見るとスタートダッシュこそPSPが勝つための唯一のチャンスだったようにも思えます。NDSに発売日で先行され、価格で下回られた(まぁこれは仕方ありませんね)上に、発売当初十分な数を用意できなかった。今起こっていることの全ては昨年12月~今年1月に決まっていたことなのかも知れません。

任天堂サイドとしては、3rd Partyのソフトがもっと売れる仕組みを考えていくべきでしょう。自社パンフレットで3rd Partyのソフトを紹介したり、「ホットサマーキャンペーン」を企画するなど頑張ってはいますが、それでも今は全体の1/4しか3rd Party製ソフトが売れていないという現実。面白い3rd Party製ソフトには何かご褒美をあげるようなシステムを考えられないでしょうかね。面白いと感じたソフトには(昔SCEがやっていたように)任天堂が3rd PartyのCMを打つとか懸賞金を出すとかそんな感じで。またソフトの品質を上げるため、3rd Partyのソフト開発者向け無料講習会を開くとかもいいかも知れません。業界全体が潤うシステムを作っていかないと、業界全体がしぼんでしまいますからね。
[PR]
by nintendods | 2005-07-09 17:13 | STUDY
<< 解体新書(GBライト) コソッと言っとこうかな >>