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私のオススメ3rd Partyソフト(その2)

ちょっと間が空いてしまいましたが第二回です。今回は「きみのためなら死ねる」を紹介します(このソフトは当ブログで以前にも2回ほど紹介しています。任天堂ワールドTouch!DSの時のインプレッションはここ、発売後のインプレッションはここをご覧あれ)。

●ゲームデータ
  ソフト名:きみのためなら死ねる
  メーカー:セガ
  ジャンル:アクション(ミニゲーム集)
  発売日:2004/12/2
  価格:5,040円
  プレイ人数:1人

「きみのためなら死ねる」(略称「きみしね」)は、公式サイト(ここ)から流れる妙な音楽のために2chなど一部のネット上で異常な盛り上がりを見せました。結局祭りは長続きせず、当初期待していた程の売れ行きにはならなかったというのが定説ですが、それでもNDS向けの3rd Party製ソフトとしては「NARTO-ナルト-最強忍者大集結3 for DS」「パックピクス」に次いで3番目の売上げ(約9万本程度?)を記録しているのではないかと思われます(ひょっとすると「エッグモンスターHERO」にも抜かれて4位かも)。
ちなみに、リンク貼りついでにきみしね公式サイトを見てみたら、最近になっても更新しているみたいですね。音楽も聞くことが出来ますので、まだ聞いたことが無い人は是非。

ゲームは主人公やヒロインなどの登場人物がすべてシルエット表示になっており、独特な雰囲気を出しています。賛否が分かれるところでしょうが、私はこの手法はなかなか良かったと思ってます。あえてリアルにしないことでヒロインの細かなしぐさに注目させる効果があったのではないでしょうか。そのヒロインのしぐさはかなり良いデキだと思います。
ゲームの流れは、まずちょっとおバカなショートストーリーがあり、間に挿入されるミニゲームを解いて行くことで次のストーリーに進めるといった感じです。同じミニゲームでも短い時間で次々とクリアしていく「さわるメイドインワリオ」とは方向性は全く異なっており、ひとつひとつのミニゲームはもう少し長い内容となっています。内容もアクション性重視のものから、比較的ゆっくりと時間をかけて解くことが出来るものまで様々です。

基本的にウケ狙いのバカゲー路線なので、そういうのに拒否反応を示される方にはオススメできません。また比較的難易度は高めです(最初にクリアする「ノーマル」はそれほどではありませんが、最終的に全クリアを目指すなら難易度はかなり高めです)。難易度の低いゲームに慣れている方にも少しオススメしにくい。
それでもあえてここで紹介するのは、バカゲーでありながらストーリーの最後はホロリと泣けてくるお話だったからです。なぜタイトルが「きみのためなら死ねる」なのか。その答えがストーリーの最後に分かるようになっています。ただのバカゲーならわざわざ紹介しませんが、このソフトは単なるバカゲーで終わらずにキラリと光るものを持っていました。この記事を読んで興味を持たれた方がいたら、まずは公式サイトでWeb体験版を経験してみて、拒否反応を持たなければ購入してソンはしないと思います。本体同時発売ソフトなので最近はかなり安く売られているようですしね。
by nintendods | 2005-07-25 23:24 | IMPRESSION
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