私のオススメ(売れなかった)任天堂ソフト(その1)

今回からはあえてあまり売れなかった任天堂ソフトで良作だと思ったものを紹介します。

●ゲームデータ
  ソフト名:大合奏!バンドブラザーズ
  ジャンル:音楽ソフト
  発売日:2004/12/2
  価格:4,800円
  プレイ人数:1人~無制限(DLプレイ対応)

●オススメ理由
このソフト(以下「バンブラ」と略)は、「売れなかった」というと語弊があるかも知れません。資料館のソフト売上げ記録を見ても、11位にランクインしてますし、ファミ通TOP30から落ちても多少は売れているハズなので、累計では14~16万本ぐらいは売れているのではないかと思います。ただ、このバンブラというソフトは一部のコアユーザが買っているような傾向が見え、一般層には必ずしも広まらなかったように感じますので、あえてここで紹介したいと思います。

簡単にソフトの紹介をすると、NDSの各ボタンが各音(例えば↓ボタンが「ド」、←ボタンが「レ」といった具合)に対応しており、ボタンを押すことで選択した楽器の音を鳴らすことが出来ます。画面上に現れる音符に従ってタイミング良く各ボタンを押していくことで点数が上がり、曲の最後に100点満点で何点だったかを採点してくれます。演奏できる楽器や曲は非常に多彩で、楽器が48種類、曲が40種類あります(詳細はこちら)。また、9/26にはさらに曲数を31曲追加するカートリッジも発売になります(詳細はこちら)。

しかしなんと言ってもこのソフトの魅力は多人数での合奏とエディットモードにあります。まず合奏ですが、ソフトが一本あれば最大8人まで合奏(各人が楽器を選んでみんなでひとつの曲を演奏)が出来ますが、これってまさに「バンド」を組んでいるような楽しさがあります。詳しい楽器の知識が無くても比較的簡単に演奏できるので、イベント会場で見知らぬ人と即席バンドを結成して演奏してみるのも良いでしょう。もし人数分のバンブラソフトがあれば、通信できる範囲であれば無制限に合奏人数を増やすこともできるとのことです(実際に試したことは無いので何とも言えませんが)。

そしてもうひとつの魅力のエディットモードですが、多少ウデを磨いてゲームを「アマ」から「プロ」になるまで進める必要はありますが、「プロ」になれば自分で8曲まで作曲して保存しておくことが出来るのです。この楽譜作成の機能を自分で利用しようと思ったら、自分で曲を作曲するか、入れたい曲をCD等で聴いて音を採譜するか、もしくは楽譜を買ってきて入力する必要があります。多少は音楽の知識や打ち込みの忍耐力は要りますが、バンブラを楽しみたいなら是非試して頂きたい機能です。
もしエディットで曲を入れるのがおっくうな人でも、もうひとつの手段として「通信機能を使って人からもらう」というおいしい方法も用意されていますのでご心配なく。労せずにエディット曲を入手することが可能です。

そして最後はエディット曲をみんなで合奏。これ最高。もともとソフトに入っている曲数は40曲(合奏できる曲は38曲)ですが、例えばソフトを持っている人が8人集まれば、エディット曲は最大64曲持ち寄ることができます。今まで演奏したことの無い曲を演奏するのって意外と面白いんです。「お、この曲かっこいい」とか「ムズー」とか。作った人のアレンジなんかが入ってるとそこに個性が見え隠れしてまたいい感じ。もちろん気に入った曲は(曲の持ち主が承諾してくれれば)その場でダウンロードしてゲットすることも出来ますので、自分のエディット曲ライブラリに追加することも可能です。ただし合計で8曲しか入らないので、既に曲がいっぱいの時には何かを消す必要があるワケですが(それがイヤで保存できるエディット曲を増やすためにバンブラソフトを一人で3本持っているとかいう猛者も世の中には多数居ますw)。

NDS発売日と同時に発売され主にコアユーザに受けたソフトですが、長く遊べる良作ですので、今から買ってもソンしないソフトだと思います。まぁあえて難点を挙げるなら、ボタンを沢山使うのでタッチパネル操作に慣れたNDSライトユーザには少し敷居が高いところでしょうか。NDS以外のボタン操作主体のソフトを「面倒だからやりたくない」と感じる人にはちょっとオススメしずらいところはありますが、その「面倒」を超えたところに面白さがあるのもまた事実。本物の楽器を演奏する時だって、それなりに練習するなど「面倒」なことをして初めて楽しく演奏できますよね。基本的にはそれと同じだと思います。楽器演奏に興味があるならこのソフトの購入を検討してみる価値はあると思いますよ。
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by nintendods | 2005-09-12 23:33 | IMPRESSION
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