帰ってきた Nintendo 3DS ブログ
2011-01-27T23:30:48+09:00
nintendods
Nintendo DS 関連情報の発信。他の携帯ゲーム機についてもボチボチと。
Excite Blog
PSP2改めNGP発表
http://nintendods.exblog.jp/14818477/
2011-01-27T23:34:50+09:00
2011-01-27T23:30:48+09:00
2011-01-27T23:30:48+09:00
nintendods
NEWS
Neo Geo Pocket Next Generation Portable)として発表されました。発表時期からして3DSを意識していることは間違いないと思いますが、同時にハード的にもシステム的にもiPhoneやAndroid携帯といったスマートフォンの影響を強く受けているようです。気になったスペックとしては、、、
・Cortex-A9MP (4core)
・PowerVR SGX543 MP4+
・5inch有機ELディスプレイ
・3G通信
といったところでしょうか。
現在のスマフォはCoretex-A8のシングルコア1GHzといったところが定番ですが、Cortex-A8の次のCortex-A9をしかも4コアで搭載してきました。今年の後半になればCortex-A9の2コア版1.0~1.5GHzといったCPUがスマフォの定番になっているかも知れませんが、それに比較しても(周波数が同じと仮定するならば)倍の性能を持つチップということになります。GPUのSGX543もiPhone5に搭載されるとウワサされていますが、あちらは2コアだったような気がするので、そうするとこちらも倍の性能ということになります。さすがはソニーというところでしょうか。
しかしソニーも半導体への投資は既に凍結していたはず。一体どこでこの巨大チップを作るんでしょうね。てっとり早いのはCortex-A9もSGXもライセンシーになっているサムスンでLSIを製造し、ついでにDDR-SDRAMやNAND-Flashも一緒に買ってくるというところでしょうか。サムスンなら有機ELも手に入るしね。
同時にPlayStation Suiteの提供を発表してきたところを見ると、このNGPはPSPのハードウェアレベルでの互換性を捨てているのではないかと思われます。NGPにAndroid2.3を載せ、PS SuiteでPS1, PSP(や場合によってはPS2)のソフトをエミュレートして走らせるんでしょうね。モンハンを除くと必ずしも成功したとは言えないPSPですから、無理にハードウェア互換を取らずにソフトでエミュレートするというのは賢明な判断のように思えます。
しかし気になるのは一体このハードがいくらになるのかということと、バッテリー駆動時間が何時間になるのかという点、さらには3G通信を使う場合の課金モデル(誰がどういう形で通信費を払うのか)ですね。あえて発表をして来なかったところを見ると、この辺りに課題を持ってそうな気はしますがさて。
何はともあれ、DSとPSPの時のように発売日までほぼ一緒という程では無いものの、再び任天堂とSCEが携帯ゲーム機市場で戦うことになりました。第二次携帯ゲーム機戦争は果たしてどういう結末になるのでしょうか。オラわくわくしてきたぞ!]]>
3DS体験会に参加して
http://nintendods.exblog.jp/14719176/
2011-01-09T01:52:36+09:00
2011-01-09T01:49:00+09:00
2011-01-09T01:49:00+09:00
nintendods
IMPRESSION
なお、個別のソフトについて細かく記事にするか、一言コメントで済ますかは思案中。細かく書いて需要ってあるんかいな?
●立体視について
・3D映像に慣れていない人は特にそうだと思うけど、最初は脳がだまされないぞとアラームを上げるのでちゃんと3Dに見えないことがあるかと思います。そんな時は本体右側のスライドをちょっと下げて立体視のかかり具合をちょっと落とした状態でしばらく遊んでみましょう。その内脳ミソが騙されてくれて立体的に見えてくるかと思います。それでもどうしてもダメな人も居るかとは思いますけど。。。
・もし気分が悪いと感じたらスライドを一番下に下げて立体視のモードを解除しちゃいましょう。そのまま無理に続けない方がいいです。3DSは「3Dも出来るDS」であって「3D必須のDS」では無いですので。
・3DSという名前から、立体視がこのプラットフォームの肝であるような感覚を持っていましたが、実はそれほど大きなインパクト(少なくともDSの時の2画面タッチパネルのようなインパクト)は無かったというのが正直な感想です。確かに立体視にすると液晶の画面の中に本当に世界が存在するような錯覚が起こり没入感がアップしますが、思っていた程劇的にアップするという感じでは無かったです。良く言えば自然な感じ、悪く言えば気持ちだけアップする。そんな感じ。
・裸眼3Dの問題点は、液晶を正面から見る必要があるということ。ちょっとずれて斜めから見てしまうと絵が2重に見えて気持ち悪くなるし視認性が極端に悪くなります。一気に興ざめする。私はパルテナとかバイオ、ウイイレなんかで特に良く2重化に見えたけど、大抵の場合、知らず知らずのうちに自分の顔をちょっと左右に振ってしまっていることによるものではないかと思います。弾が飛んできたのでとっさに顔を避けてしまっているとか、ゾンビが出てきて慌てて仰け反ったりとか、パスを出す方向を見ようとして液晶をナナメから見てしまったりとか。それって結局ゲームの世界に引きこまれているってことでもあると思うんですが、それが逆に災いして2重に見えてしまって現実世界に引き戻されちゃう感じ。これってかなり根本的な課題なような気もするが。。。とりあえず箱モノのようなゲームに立体視は非常に向いていることは確か。どうぶつの森なんか家具が本当の家具のように見えて感動モノ。アクション系はちょっと辛い気がするなぁ。
・あと、下画面と上画面を行ったり来たりするとちょっと立体視の感覚が途切れてしまうという点も気になった。まぁその辺はゲームソフト開発側も心得ているようで、下画面を見ないでも操作できるようにしてあるソフトが多いようですけど。こういった点はまだ手探り状態だったE3の時から各社かなり進化した感じ。
●ゼルダについて
・いつも思うけど、ゼルダは出展するならもっと試遊台の台数を増やすべきだと思う。こういう体験会の時ってゼルダに集中するんだよね。Wiiの時もそうだった。任天堂さん、もうちょっと考えた方がいいよ。せめて映像出展の方は、パルテナ用に3台あるのを1台減らして、ゼルダに割り振った方がいいと思うな。
・でも今回のゼルダは新作じゃ無いし、熱狂的な信者じゃ無いならあえて無理に2時間も並んでプレイすることは無いと思うというのが私の意見。映像出展だけ見れば十分だと思う。
●グラフィックスについて
・DSのグラフィックスからはかなりの進化。PSPは当然超えている。据え置き機との比較は難しいけれど、あえて例えるならPS2とGCの間ぐらいって感じでしょうか。でも、現時点ではハードを使いこなしているソフトと使いこなせていないソフトの差が比較的ハッキリ出てしまっている感じもする。使いこなしているソフトではライティングやバンプマップ、映り込み表現などが自然な感じで実装されているけど、使いこなせていないソフトでは全体的にノッペリした感じで、誤解を招くかも知れないがあえて書くならPS2やPSPに近い感じの絵作りになっていると言えば伝わるか。
●ソフトについて
・内蔵ソフトはMiiだとかARゲーム類は結構いい感じ。顔シューティングを試遊しましたが、かなり面白かったです。内蔵ソフトでもそこそこ遊べるんではないかと思います。
・ローンチタイトルについては、ちょっと微妙だなと思ってます。DSの時のように(きみしねのような)実験的なソフトが無いというか、ちょっとドキドキ感に欠ける感じ。まぁそれは結局のところGBA→DSやGC→Wiiのような劇的な進化がDS(DSi)→3DSに感じられないってことなんじゃないかと思うわけですが。
・グラフィックスは格段に良くなってる、立体視もある、さらにはジャイロセンサーを使ったギミックも取り入れられたソフトもある。でも、ドキドキしないんだなぁ。進化じゃなくて進歩って感じかしら。今回の体験会ではその機能を確認出来なかったすれ違い通信やいつの間に通信といった通信系にドキドキする進化があればいいんですが。
●無理矢理まとめ
・DS発売時はPSPとの比較というか、携帯ゲーム機という戦場で正常進化したPSPと変化球で一気にパラダイムシフトを狙ったDSという構図で見ることが出来ましたが、今回はあえて言うならば3DS(携帯ゲーム機代表)と、携帯電話(特にスマーフォン)の構図という形なのかなぁと(こういうのってDSの時からも話としてはありましたし、DSiでカメラアプリやサウンド再生機能を入れてきたところからも以前から存在した構図ではあるんですが、今回はPSPという対抗馬が無いので特にそう感じてます)。3DSの内蔵アプリに歩数計を入れてきたり、すれ違い通信機能を強化してきたりってのは、結局のところ常時携帯する機器の代表を決める決定戦をしているのかな?と。電話機能を持たないゲーム機側は辛い戦いだけど、その代わりに立体視だったりMiiだったりすれ違い機能だったりといったところで独自色を出そうとしている感じ。今後この視点でちょっと考察をしてみたいなぁと思ってます。]]>
3DS体験会レポートその3
http://nintendods.exblog.jp/14716744/
2011-01-08T17:42:00+09:00
2011-01-09T00:51:38+09:00
2011-01-08T17:38:55+09:00
nintendods
REPORT
詳細なレビューはおいおいやるとして、とりあえず明日以降行くつもりの人にアドバイス。
・TGSと会場の位置かかなり違うので気をつけること(今回はホール9)。
・nintendogs、パルテナ、MGS、バイオは体験台が多い(48台)。今日は朝こそこれらソフトに長い列が出来たが昼からかなり列が短くなったので、後回しにした方がいいかも知れない。
・ ステージイベントは試遊に並んでいてもモニターで見れる。こだわりが無いならあえてステージ前の座席に行く必要が無い。
・トイレは四隅にあるが混み具合はかなり差がある感じ。大の方はキャパが足りないのでいつも混んでいた。外に出てホール10と11の間付近に行けばトイレがあるので、覚えておいて損はない。ちなみに全部男子トイレの話。女子トイレは知らん。
・ゼルダは常時混むのでやりたい人は朝一番で並ぶべし。
・妥協できるなら映像だけみるコーナーにゼルダもあるのでそれで我慢を。
・映像コーナーも、マリオカートとゼルダは結構並んでます。
・食べ物はホール出たところで一応売ってる。大したものはないけど。飲み物も自販機が外にある。中で買うと150円。
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3DS体験会レポートその2
http://nintendods.exblog.jp/14715435/
2011-01-08T12:06:22+09:00
2011-01-08T12:02:48+09:00
2011-01-08T12:02:48+09:00
nintendods
REPORT
パルテナ綺麗。ゼルダ並び過ぎやろ(110分待ち)。
多くのタイトルは40分待ちぐらい。ゼルダ以外は結構バラけてる。
ローンチタイトル発表きたけどききのがした。nintendogsだけは分かった。多分8タイトルって言ってたと思う。
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3DS体験会レポートその1
http://nintendods.exblog.jp/14714989/
2011-01-08T10:01:00+09:00
2011-01-09T00:49:10+09:00
2011-01-08T09:58:03+09:00
nintendods
REPORT
本日から開催のnintendo3DS体験会に来ています。現地から何度かレポートしたいと思います。
まもなく入場時間になりますがかなり並んでいます。1.5~2千人ぐらいは並んでいるでしょうか。
子供連れ、女性の方もいますがDSやWiiの体験会に比べて大学生ぐらいの男性比率が高いように感じます。
列に並ぶ手前でパンフレットをもらいましたが、DS体験会のように抽選でプレゼントが当たるような計らいはないっぽい。ちと残念。]]>
ニンテンドー3DSの価格・発売日発表
http://nintendods.exblog.jp/14113485/
2010-09-30T02:44:50+09:00
2010-09-30T02:43:40+09:00
2010-09-30T02:43:40+09:00
nintendods
NEWS
まずは発売日についてですが、年末発売は何らかの事情で難しかったようです。E3で既に完成度の高い実機があったにも関わらず年末に発売が出来ないこと、年度内に世界で400万台売ろうとしている(同時に発表された業績予想修正の資料に記載されている)ことを考えると、ハードウェア面での問題は無く量産体制は順調に立ち上がることを前提にしているように思います。DSの時はハードウェアの生産能力は最初月産100~130万台程度だったようですが、3DSでも同様の量産体制を敷いていると仮定するならば、3月末までに400万台を売るためには11月頃にはほぼフル生産体制に入っていないと間に合わない計算になります(作った瞬間に売れるモノでも無いのでね)。そうすると発売日が年末にならなかった理由はハード以外にあるのでしょう。E3でのソフトの完成度が意外と低かったことや、内蔵ソフトの紹介がようやく今になって行われたことなど、ソフトウェア面での立ち遅れがあったのではないかと推測しておきます。
価格については、私が想定していた範囲でもっとも高い価格設定になりました。25,000円だと普及に少し支障が出るレベルかも知れません。年末に間に合わなかったこともあり、DSの時のように爆発的な売れ行きとは行かないかも知れませんね。DSは12月2日発売で、12月だけで約100万台、翌年1月に約50万台を売ってスタートダッシュに成功しました。その後、ニンテンドッグスや脳トレといった革新的なソフトが出るまでは少し停滞しましたが、それでも2004年12月~2005年12月までの13ヶ月で国内500万台を達成しています。もちろん発売されるソフトのデキにも大きく影響されるでしょうが、今回の3DSは2~3月で80万台、2011年末までの約10ヶ月で300万台といったところがひとつの指標かなと思います(何れも国内販売のお話)。世界で見ると3月末までで250~300万台、2011年末で1000~1200万台といったところが限界なんじゃないだろうか。年度末までに400万台はこの発売時期と価格ではちょっと厳しい気がします。
機能面ではこれまで発表があった裸眼立体視と通信機能の強化という2つがやはりメインのようで他に大きな隠し玉は無かったようです。今回の発表では内蔵ソフトに関する部分が新しかったと思いますが、HOMEメニューでメニュー画面にいつでも戻れるようになっていたり、Miiを使ったコミュニケーションの広がりといった点には今後の展開に期待が持てそうな感じがします。
あとはちょっと細かい点など。
・E3の時には赤外線ポートがあったみたいだけど結局どうなったのかしら?今回の発表でも何も触れられず。
・DSやDSiのソフトを互換した時にどういった表示になるか(画面いっぱいに表示されるのか)についても話は出てきませんでしたが果たして。
・バッテリー駆動時間についても説明なし。う~ん、この点が今後大きなマイナスポイントとしてクローズアップされて来なければいいんだけど。。。
・VC(バーチャルコンソール)に関してはまだ隠し玉があるような気がします。今更ゲームボーイとゲームボーイカラーのVCのみってのはありえない。ゲームボーイアドバンスやファミコン、スーパーファミコンといったところや、WiiのVCのように他社のソフトまで含めたVCが始まればいいんだけどね。]]>
TGS2010
http://nintendods.exblog.jp/14027269/
2010-09-17T22:57:19+09:00
2010-09-17T22:56:22+09:00
2010-09-17T22:56:22+09:00
nintendods
IMPRESSION
でも今回は携帯電話の電池がヤバくなって写真やメールが出来ない状態だったので残念ながら実況での投稿はしませんでした。ということでちょっと時間が空いて冷めちゃった感があるけど雑感などを。
・Xbox360のKinectは、「本当にこんなの家庭で遊ぶのか?」というのが正直な感想。ショーでコンパニオンが遊んでいるのを見ている分には楽しいんだが。。。しかし重鉄騎には少しそそられるな。
・一方PS3のMoveは、Wiiとの差別化が難しそうなカンジ。Wiiと同じことが出来ればWiiに対するディスアドバンテージがなくなる、という読みなのかも知れないが、ちょっと時期が遅かったかな。
・ということで、KinectもMoveもそこそこは売れるけど、やっぱりそこそこで終わるんじゃないかという感じです。
・PSPはMHP3が元気で長い列が出来ていた。しかし夕方には待ち時間も少なくて整理券配布には列無し&指定時間に行ったら5分待ちぐらいで出来た。まぁでもこれはビジネスデーだから出来たことで明日からの一般公開では長蛇の列なんでしょうね。さてゲームの方ですが、動きは快適で完成度は高いと感じました。WiiのMH3よりかなりイイ感じがします。やっぱモンハンは携帯機向けの方が合ってるのかなぁ。
(3DSにも来て欲しい。)
・任天堂が出てないってのもあるけど、特にWii向けのソフトの出展が減ってるなぁという印象。PS3やXbox360向けの対応ソフトが増えている。もちろん3DS向けソフトの出展も無いので、ちょっとさびしい感じ。特にWiiは何かてこ入れしないとヤバイんじゃないの? という気もする。
・もうすぐ卒業(中退?)のGT5先輩には当然挨拶をしてきた。けど先輩は厳しかった。イージーにしたのにすぐにスピン。なんか年々遊びにくくなっている気がするのは気のせいだろうか。熟成してるというよりは発酵してる感じ。いや失礼。私もGT3は何100時間と遊んだクチなので、GTシリーズには頑張って欲しいと思ってるんだけどねぇ。
・飲食コーナーについて、ちょっと期待してたんだけど正直ガッカリ。カレーとか焼きそばとかそんなのばっかり。でも「絶対絶命カレー」にはかなりの列が出来ていた。これには同じカレーを売るにしても商売がウマいと思った。
そんな感じで、一般公開日に参加される方はお気をつけていってらっしゃい~。]]>
電波
http://nintendods.exblog.jp/13892136/
2010-08-31T23:21:28+09:00
2010-08-31T23:20:59+09:00
2010-08-31T23:20:59+09:00
nintendods
OTHER
・発売は年末絶望的。今年度中もピンチ?
・お値段も2万円じゃ収まらないカンジ。最終的には
23,000~25,000円ぐらいか?
・バッテリ駆動時間もヤバイかも?(特に3D表示時)
・任天堂カンファレンス2010秋で、発売日などモロモロ
発表出来ないかも?
うぅ~ん、なんかイヤな電波だなぁ。
さて、どうなることやら。
このぶんだとゲームショーでもお披露目は一切ナシかな?
(そもそも任天堂が出ないから基本的に無いのは当たり前だけど。)]]>
Nintend 3DSのGPUが判明(2)
http://nintendods.exblog.jp/13491855/
2010-06-22T04:04:21+09:00
2010-06-22T04:04:37+09:00
2010-06-22T04:04:37+09:00
nintendods
NEWS
3Dグラフィックスのスペシャリストが集結する職場
今は社員が20人弱と少ないので、聞きたいことがあれば個人的に質問すればいい。1週間、まったく調整会議がないときもあるくらいですよ。え、えらい少数精鋭ですが、大丈夫でしょうか。。。
「キャズム超え」目指すベンチャー、まず参入すべきは「実績重視度」低い市場
そうした中で気づいたのは、いくら技術的に優れており、それを評価いただいても、最後に決まって「この製品は、この技術はほかのどこで使われているのですか」という質問があるということでした。何十社の方に我々の製品についてお話しましたが、みなさん同じでした。ま、そりぁそうですわね。いくらセールストークがうまくったって、技術的に優秀に見えたって、製品実績の無い会社とは仕事をしにくい。それは製品が本当に優れているか?ということもあるし、また、本当に製品にするところまで持っていくだけの能力があるのか?が未知数だから。
この記事ではパチンコなどのアミューズメント向けは「実績重視度」が低いと書いてありますが、ゲーム業界も比較的低いと言えば低いかも知れませんね。純粋に技術が優れていれば、認められる可能性はある。まぁしかし、いきなり任天堂に認められるだけの技術をこのベンチャーは持っていた、ということと、このベンチャーを使うという判断を下した任天堂の決断力を誉めるべきでしょうかね。]]>
Nintend 3DSのGPUが判明
http://nintendods.exblog.jp/13486822/
2010-06-21T11:14:27+09:00
2010-06-21T11:14:46+09:00
2010-06-21T02:04:17+09:00
nintendods
NEWS
以前から一部で情報が流れてしましたが、3DSのグラフィックスコアはDMPという日本のベンチャー製でした。しかし噂ではSMAPH-Sではないかという話でしたが、実際にはPICAでしたね。PICAやそこに載っているMAESTRO(マエストロ)という特徴技術の情報はこちらやこちらにありますが、どうやら普通のGPUではやたら処理の重たくなるようなグラフィックス機能をハードウェアでアクセラレートして簡単に高機能な描画を行う技術(MAESTRO)を搭載したGPUのようです。OpenGL ES1.1なので、プログラマブル・シェーダーではなく固定シェーダーを搭載の模様。その割にはE3デモの品位が高かったように思いますが、これまで任天堂が据え置き機で培った固定シェーダーで見栄えを良くする技術が効いているのか、それともこれがMAESTRO技術の威力なのか。
200MHz動作で、
・最大15.3M polygons/sec (1ポリゴン=13クロック?)
・最大800M pixels/sec(4ピクセル=1クロック)
とのことですが、頂点性能の1ポリゴンで13クロックって何なんでしょうね。他のニュース記事(これ)を見ていると「最大4プログラマブルバーテックスシェーダー」などと書かれたりしてますが、頂点処理側だけプログラマブルシェーダーになってる(?)ちょっと変態仕様なのかも。何れにしても頂点処理能力は結構遅めのイメージ。レンダリング性能は4ピクセル/クロックなので、単純に4ピクセルパイプ実装ですね。こちらは普通かな。
しかしこの会社、ちょっと過去のニュース記事とか掘り返してみるとかなり興味深い。ざっとさらっただけでも、
・CEOの山本氏は元Sega of Americaでドリキャスやっていた人(記事)
・社外取締役の岡本氏は多分SCEの元CTO(記事)
・会社を設立したのは大学の教授(この人)
と、関係している人間がスゴイ濃い面々。またこの会社、
・SIGGRAPHに出展している(2005年、2006年)
・デモムービーをFutureMarkと共同で作ってる(このデモ)
・Khronos GroupのContributing Member(ここ)
分からない人にはサッパリでしょうけど、Khronos、FutureMark、SIGGRAPHとこれだけ海外向いて色々やってる日本のベンチャーは少ないんじゃないかな?
また極めつけはこれ。●DMP
日本のグラフィックスチップベンダです。
立川さんがDMPのグラフィックスAPI向けに移植したISLを使って、シャープのノートPCでの裸眼立体視デモも行っていました。こんな頃から裸眼3Dでシャープと繋がってたのか?
またDMPのニュースリリース内(ここ)に、2008年10月29日~31日までの3日間、パシフィコ横浜において開催されました「FPD International 2008」のNEC液晶テクノロジー(株)様ブース内において、DMPのPICAグラフィクスIPコア用デモ「御影」が、「高精細3D」展示用コンテンツとして使用されました。なんて話もあるようで、ひょっとしてNECも液晶で3DSに参入してるんでしょうかね。
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Nintendo 3DSに関する考察
http://nintendods.exblog.jp/13476722/
2010-06-18T23:19:56+09:00
2010-06-18T23:20:20+09:00
2010-06-18T23:20:20+09:00
nintendods
STUDY
・下画面は3.02inchってことで初代DSやDS Liteと同じサイズの模様。ただ解像度は320×240となっていて、DSの256×192から縦横ともに1.25倍されている。さて、DS互換時は、ドット等倍表示で外枠が付くのか、それとも1.25倍に拡大表示されるのか。等倍だと実質DS Liteに対して表示エリアが1/1.25倍で出ることになっちゃうので、普通に考えれば1.25倍されるのかな? あと、1.25倍しないとタッチパネルの位置関係がややこしいことになりそうってのもありますね。外枠をタッチされるとどうするんだ、とか。
・上画面は3.53inch。縦方向が下画面と同じ長さならば、横方向はドットピッチが1/2という計算。つまり横は800ドットあるけれども各ドットは縦長の形をしていて、横に2ドット並べた状態でちょうど下画面の1ドットと同じサイズになるってこと。3Dボリュームで上画面を完全に2Dに出来るとのことですが、この場合は2ドット分同じカラーを出すことで400×240の2D表示をすることになるものと思われます。つまり実質解像度は400×240と考えた方が良さそう。
・気になる3Dボリュームですが、ポリゴンで作られた空間であれば、仮想的な右目の位置と左目の位置で合計2回レンダリングして短冊状にマージして表示することで3D映像になるので、ボリュームによって右目と左目の間隔を広げたり狭めたりするだけで3Dの効き具合を調整出来るんではないかと思いますが、さて3D映画の配信の際にはどうするんでしょうか。あらかじめ3Dの効き具合を変えた何通りかの映像ソースを持っておいて切り替えて表示する? もしくは3D映画の時にはボリュームが効かなくなっちゃうんでしょうか。。。同じ話はプリレンダムービーをゲーム中に流す時にも発生しますが、さてどうやって実現するのやら。
・3DSのゲームカートリッジはDSと同じスロットに挿入とのこと。気になるのは3DSゲームのセキュリティですが、任天堂は何かハード的な対策を打ってくるでしょうか? 3DSのゲームカードではなにやら突起のようなものが出ていますが、あれでDSのハードに誤挿入されることを防ぐと共に、3DSハードでは突起があれば3DSゲームだと判別して何か特別なセキュリティチェックをしてきたりといったことがあるのかどうか。
・E3ショーでは100台規模の実機でプレイアブルデモをやっていたようですが、ここまで最終製品に近い形のものが出来ているのにナゼ発売日や価格を発表しなかったのでしょうか? 直前にDSシリーズを値下げしたことからもてっきりE3で発表されると思ったのですが。。。何か直前に問題発生して急遽発表出来なくなったのでしょうか?
・E3ではプレイアブルなゲームもいくつかあったようですが、完成度という点ではまだ少し物足りなかった印象があります。とはいえ、DSの時のように単なる技術デモ的なものではなく既にゲームとしての体裁をしているものが出来ているということは、ある程度順調にソフト開発が進んでいる証拠と言えるかも知れません。年末発売されるのかそれとも来年1~3月になるのか。たとえ正式発表がなくてもE3の展示で大体分かるかなと思ってましたが、なんだか微妙なラインのような気がします。]]>
E3 2010任天堂カンファレンス
http://nintendods.exblog.jp/13463641/
2010-06-16T02:54:39+09:00
2010-06-16T02:54:37+09:00
2010-06-16T02:54:37+09:00
nintendods
NEWS
・正式名称:ロゴも出てたし、「Nintendo 3DS」でいいのかな?
・発売日と価格:不明(言及無し)
・その他特徴などメモ:
・上画面は3.5inchワイドで裸眼3D
・スライドボリュームで3Dのかかり具合を調整可能(3D無しも出来る)
・タッチパネルは下画面のみ。下画面は3D機能が無い模様
・十字キーの上にアナログパッド(スライドパッドという名称?)
・外側にカメラ2個。3D映像を撮れる
・加速度センサー、ジャイロセンサー内蔵
・通信機能強化。スリープモード中、他のソフト実行中も通信発生
・3D映画の配信がある?
・本体サイズはDSiぐらい?
・筐体デザインはDS Lite, DSiの流れそのまま
・パルテナの鏡のデモが実機のGPU性能を加味したものだとすれば、
グラフィックス性能はPS2~GCの間ぐらい?
・Nintendogs+cats、KH、MGSなど開発中
・DSと同じ位置に同じようなサイズのカートリッジスロットあり。3DSも
ゲームメディアは同じ?
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DSの価格改定
http://nintendods.exblog.jp/13399048/
2010-06-02T22:59:16+09:00
2010-06-02T22:59:05+09:00
2010-06-02T22:59:05+09:00
nintendods
NEWS
・DS Lite:16,800円→オープン価格
・DSi:18,900円→15,000円
・DSiLL:20,000円→18,000円
DSiの15,000円といえば初代DSの価格設定。DSは初代→Lite→i→iLL と価格をどんどん上げていった(逆に言うと上げていっても売れる商品だった)わけですが、ようやくDSiが初代DSの価格に先祖返りすることになりました。6/19というと丁度E3ショーの頃(終わった頃?)。E3でニンテンドー3DSの価格発表をするのでそれに合わせて既存のDS商品の値下げを発表した、ということでしょうか?
ニンテンドー3DSはDSiLLよりも低い価格で売る可能性は低いですし、また逆にWiiを余りにも超えた価格も付けにくいと思います。したがって、やはり価格は20,000円前後というのがイイ線のような気がします。]]>
3DSの基板写真
http://nintendods.exblog.jp/13329963/
2010-05-19T23:21:41+09:00
2010-05-19T23:21:46+09:00
2010-05-19T23:21:46+09:00
nintendods
NEWS
画像で目に付くのが2画面で上側がワイドになった液晶パネル。下側は4:3っぽいのでDSと同じ256×192dotでしょうか?それとも4倍の512×384dotあたりか。上側は16:9ぐらいのワイドになっていますが、縦方向のサイズは下側液晶と同じっぽいので、16:9だと横方向が整数にならない(192÷9×16=341.333)。そこで16:9以外の可能性を考えると候補は以下の2通りぐらいでしょうか。
1.15:9と仮定・・・320×192dot(or 640×384dot)
2.15:8と仮定・・・360×192dot(or 720×384dot)
キリがよさそうなのは「1」の方かなと思いますがさて(320-256=64dotで上画面はDSから左右32dot分増加)。
あと目に付くものと言えば、基板左上の飛び出た金属板に付いているカメラっぽいものや、その下のSDカードスロットぽい部品、そのさらに下の基板下辺に付いているDSのゲームカードスロットっぽい部品がありますが、これらから3DSがハードウェア的にDSiの完全互換を持っているのではないかという推測が出来ます。
またDSiにも無い新しい部品としては基板下側の白いアナログ入力っぽい部品、その左側と基板の右下に配置されているスライドボリュームのような部品も気になります。まぁスライドボリュームは音量ボリュームかも知れませんが、DSiではデジタル式に変わりましたからね。今更スライド式に戻るのかな?という気もします。
とすると何か別の機能を持っているのでしょうか?
最後に、この基板に載っているデバイスは少なくても画像で見える範囲では部品点数も少なく、すぐにでもDSiLL程度の大きさの筐体であれば実装出来そうな感じです。いつもの任天堂らしく部品を減らしてシンプルな設計にすることでコストを抑える戦略のような気がしています。これまでのDS以降の値付けの傾向や搭載デバイスの部品点数から見て、最終製品の価格は2.0~2.2万円ってとこでしょうか。(基板の見えないところに沢山部品が載っていた場合はこの限りではありませんが。)
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ぜんちゃんのDS講座
http://nintendods.exblog.jp/13268527/
2010-05-07T23:34:45+09:00
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nintendods
STUDY
ぜんちゃん(西川善司氏)がDSソフト「ラブプラス」に関するグラフィックス講座記事を書いています(こちら)。
この方、普段は最先端の高性能GPUばかりで、まぁたまにやってもPSPまでだったのでDSのGPUについて語るのは初めてかも知れません。というか、DSのGPUについてここまで語られたことって、少なくとも日本の解説記事では初なんじゃないでしょうか。
例えば、
・DSのポリゴン描画能力は約2,000ポリゴン/フレーム
・カラーバッファは256×48dot、Zバッファは256×2dot(注1)
・表示しているバッファとは別のVRAMへ描画結果をキャプチャ可能(注2)
・背景は2D描き割りでポリゴン不要(つまりそーいう2D処理ハードを
別に持つ)
・光源は平行光源のみ
・シェーディングはグーロー(注3)
・マルチテクスチャリングには非対応
・ハードウェア的にトゥーンシェーディングの機能を持っている(テーブル
引き)
といったところはほとんど初出じゃないでしょうか。
注1:Zバッファは256×1dotじゃないのかなぁ。。。2dot分もあったっけ?
注2:VRAMへキャプチャされた時点でRGB各5bi(ry
注3:記事では「グロー」となってますが、「Gouraud」なので「グーロー」の方が表記的には近い気がする。ネットで検索するとどっちでも引っかかるみたいですが。
あと、細かいところでは、画像からヒロインの人体モデルに4角形が使われていることが分かります(普通のGPUは3角形しか描けない! さすがDSの変態GPU!)
任天堂は(特に携帯ゲーム機は)ハードウェア仕様をほとんど表に出しませんが、3DS発売が見えてきてDSのGPUももうすぐお役御免だから、これぐらいの情報が出るのは不問なのかしらね?]]>
https://www.excite.co.jp/
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https://ssl2.excite.co.jp/