任天堂が業績を下方修正しました。色んなニュースで取り上げられてますが、電撃オンラインの記事が一番分かりよいかと思ったのでリンク(記事)。
業績うんぬんは据え置き機(GC)の不振やら為替の話もあるので当ブログで扱うのは置いといて、私が指摘したいのは以下の4点(特に下2つ)。 1.NDSハード販売台数予測を600万台に引上げ(500→600) 2.NDSソフト販売本数予測を1,000万本に引下げ(1,500→1,000) 3.昨年末までのハード販売台数は日本145万台、北米136万台 4.昨年末までのソフト販売本数は日本210万本、北米289万本 まずハードの販売台数予測ですが、これは妥当。前回の記事にも書きましたが、現在の月産台数(130万台/月ぐらい)をそのまま維持していけばそれだけで3月末には700万台近くのNDSを出荷することができます。ま、あとは売れるかどうかって話はありますけどね。ヨーロッパやオーストラリアへの販売を控えているのでこれぐらいの数量は十分売れるのではないかなぁと予測しています。 一方ソフト販売本数予測を1,000万本に引き下げたのも、当初の予測(1,500万本)がおかしかった(と個人的に思ってる)ので、まぁこれも妥当ではないかと思います。当初はハード販売台数予測が300万台とかでしたからね。一人5本もソフト買うわけないっての。 で、問題の昨年末までのハード販売実績。北米で先行発売したにもかかわらず、ハードの販売台数で日本を下回っています。逆にGBA-SPなんかが北米では売れている。この状況は確かGBAを出した当初にもあったような気がします(GBAを出してもしばらくの間はGBカラーが北米でかなり売れた)。GBAの時はしばらくすると北米でもGBAが売れ出しましたが、果たして今回はどうでしょうか? 最後にソフト販売本数実績。今度は日本でソフトが売れていない。タイトルにもしたように、これが一番言いたかった事です。日本でのハード一台あたりのソフト購入本数は1.45本、それに対して北米は2.13本。いくら北米が10日ほど先行発売したとはいえ、少し日本でのソフト販売本数の低さは気になるところ。これはNDSに限ったことではなく、据え置きゲーム機やPSPなんかも同じ傾向にあるかと思いますが、日本人はソフト購入比率が低いです。この悪い流れを断ち切るべく生まれたNDSですが、現在の状況を見る限りは残念ながら壁を壊すところまでは行ってないようですね。
by nintendods
| 2005-01-27 23:22
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