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任天堂カンファレンス2007秋

内容を自分なりにピックアップしてみた。
任天堂公式サイトにカンファレンスの模様がアップされてるので気になる方はこちらからどうぞ。社長講演だけでも46分もあるよorz

●WiiFit発売日(12/1)と価格(8,800円)が決定
→発売日は良いが価格はウ~ン、売れるラインギリギリかしら。前にも書きましたがバランスボード同梱で8,000円までに抑えて欲しかった。公式サイトも出来ました。カンファレンスの模様を伝える上記サイトからWii Fitプレゼンテーションというのが見れますが、DSでニンテンドッグス、脳トレ、おい森といったソフトが発売された時のようなワクワク感はやっぱり少ないです。バランスボードは思っていたより結構しっかりした作りになっているようで、その点だけはよかったかな。

●Wiiの新作紹介
→マリオカートWii 来年春発売予定。WiFi通信で最大12人対戦可能。
大乱闘スマッシュブラザーズX 発売延期で来年1/24発売。6,800円。ネット接続は対戦だけでなく「共有」がテーマに(どういう意味かしら?)
モンスターハンター3(トライ)がWiiで開発中(PS3版開発はドロップらしい)。
モンハン3は今回のカンファレンスの一番のサプライズでしょう。社長講演でも一番最後に発表されてました。モンハンと言えばPSPで唯一ミリオンを達成したタイトルでもあり近年のPS系市場でもっと成長著しいタイトルのひとつであっただけに、SCEとしては大きな痛手でしょう。

●Wiiチャンネルの充実
→MiiコンテストチャンネルでMiiの自慢やコンテストを。みんなのニンテンドーチャンネルで店頭のDSステーションの簡易版を。ゲームに関する投票やプレイデータの集計して情報提供することも可。何気にスゴイ機能のような気がします。任天堂は非常に有用なマーケティング情報を得ることができ、ユーザもWiiの中でコミュニティを形成して情報を得ることが出来ます。ついに任天堂がお茶の間の覇権を握る糸口を掴んだように思うのはちょっと考え過ぎでしょうか?

●WiiWareを来年3月開始
→ソフトウェア開発高騰や在庫のリスク回避。既に全世界で100タイトル以上の提案あり。今のところ開発タイトルぐらいの情報しかありませんが公式サイトも出来てます。今のところ個人がWiiWare上にソフトを発表するといった試みまでは発表されてませんが、今後そういったところまで踏み込んでくれると嬉しいな。

●NTTと共同でネット接続環境を整備
→コールセンター開設、回線・セットアップの提供など。確かにネット接続は相変わらず敷居が高く接続してない人も多いと思います。NTTは非常に強力なパートナーとなるでしょう。NTTにとっても新規契約獲得のチャンスに繋げることが出来そうです。


今回のカンファレンスを聞いて思ったこと。任天堂は本当に自分の強みと弱点を良く見ている。新規顧客はWiiFitなどの新製品投入で増やし、Wiiを買ってくれた人にはネット接続してもらうための施策(Wiiチャンネルの充実やネット接続環境の整備など)を打ち出して顧客満足に努め、WiiWare導入でゲーム開発会社の敷居を下げることで新規参入を図る。そして任天堂自身はネットに接続されたWiiからの情報によって新たなマーケティング戦略を構築する。全方位に対して施策が打ち出され、しかもそれらが相互に繋がっているところがスバラシイ。
3rd Partyとの対話重視とか言いながらモンハンをみすみす逃してるSCEとはえらい違いです。

あと今回のカンファレンスってWiiオンリー?ってぐらいWiiの話題ばっかりでした。DSについても何か新しい発表があると思っていたのでガッカリ。大型液晶の新機種発売とか1セグチューナーとか、ほら、イロイロあるでしょうに。。。何かないの?
by nintendods | 2007-10-11 02:33 | NEWS
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